ヘッダー
HOME 大腸ポリープの話 JPSについて 試験について 参加者専用ページ サイトマップ
大腸ポリープとは
内視鏡検査について
ポリープの切除方法
大腸ポリープ Q & A
 内視鏡検査について
●大腸の検査
 大腸の検査には内視鏡検査の他にも便に混ざった血液を調べる「便潜血検査」やバリウムを腸に注入してレントゲン撮影する「バリウム検査」等があります。それぞれの特徴をまとめると、次の表のようになります。
検査種類 特徴
便潜血検査 簡単に検査ができる。
痔も陽性になる。
早期がんは発見できない。
集団検診等でスクリーニングを行うのに向いている。
バリウム検査 歴史がある大腸の精密検査。
検査を受けるための手間(下剤を飲むなど)は内視鏡検査と同じ。
平坦ながんなど一部のがんを見落とす可能性がある。
検査と治療が2回に分かれてしまう。
内視鏡検査を行えない場合などの補助的な目的に適している。
内視鏡検査 小さながんも発見できる。
検査と同時に治療を行える。
バリウム検査と同様、下剤を飲む等の手間がかかる。

 便潜血検査は集団検診で行われる検査で、通常は連続して2日の便をとり便の中に血液が混じっていないか調べる検査です。しかし、早期がんでは出血しない場合もあり、また痔や腸の炎症などでも陽性と診断される場合があります。集団検診のような場面では検査を受ける方の時間や肉体的な負担の面、そして費用の面からも有効な検査といえます。
 バリウム検査は肛門からバリウム(造影剤)を注入してレントゲンで大腸を撮影する検査方法です。大腸全体の様子がわかり、大腸のひだの裏側など、内視鏡で見づらい部分も見ることができます。しかし、小さなポリープや平坦な大腸がんの発見が難しく、異常があれば内視鏡検査をする必要がある、持続的にレントゲン撮影をするため放射線被爆があるなどの欠点もあります。最近では大腸の専門病院では内視鏡検査が主流になっています。
●大腸内視鏡検査
 以前は「大腸内視鏡検査は苦しい」と言われていました。しかし、最近では内視鏡検査に使用する機械の進歩、そして検査の技術が大きく進歩したため苦痛もなく行えるようになってきました。内視鏡検査は大腸の中を直接観察できバリウム検査では発見が難しい小さなポリープだけでなく、平坦ながんを発見することができます。また、検査と同時にポリープや早期の大腸がんを取り除くことができる点も大きな特徴です。精密検査と治療が同時にできるわけです。
 大腸内視鏡検査を行うためには、まず正確に観察できるようにするために大腸の中をきれいにする必要があります。そのために約2リットルの下剤を飲みます。大腸内視鏡検査でおそらく最も大変なのがこの大腸をきれいにする処置です。下剤を飲んで、何度かトイレへいっていただくと便が透明になってきます。この状態になると検査を行うことができます。
 「腸は食道とは違って、曲がっているから内視鏡を入れるのが大変では?」と思われる方も多いと思います。従来、大腸に内視鏡を入れていく場合は、内視鏡にループをつくりながら入れていく方法がとられていたのですが、この方法では大腸の曲がっている部分に余計な力がかかり痛みがありました。そのため「大腸の内視鏡検査は痛い」と言われてきました。しかし、高度な技術をもつ専門医は腸をアコーディオンのように折りたたみながら、直線的に内視鏡を挿入する手法を用いますので、苦痛なく内視鏡検査を行うことができます。
 検査は患者さんにもよりますがだいたい20分ぐらいで終了します。
ページの先頭へ このページの先頭へ
がん臨床研究 : JPS
Copyright 2003 Japan Polyp Study Group