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大腸ポリープ Q & A
 大腸ポリープ Q & A
大腸ポリープは、がんですか?また将来がんになるのですか?
陥凹型の大腸がんとはどういうものですか?
大腸内視鏡検査の前に2Lくらいの下剤を飲むと聞いたのですが、副作用はないのですか?
大腸ポリープを内視鏡で取る時は、痛くないのでしょうか?
ポリープの所を麻酔して取るのでしょうか?
普通の食事はいつから食べるのですか?
仕事はいつから開始できるのですか?
大腸がんを予防する生活習慣はありますか?
自分の兄弟でがんになった人がいるのですが、自分も大腸がんになりやすいのですか?
大腸が黒いと以前の検査でいわれたのですが、何か問題があるのでしょうか?
以前、帝王切開の手術をしているのですが、おなかの手術をしていると大腸内視鏡検査が困難になると聞きました。本当ですか?
大腸ポリープは、がんですか?また将来がんになるのですか?
 一般的に大腸ポリープは、がんになるものと理解されておりますが、これは誤解です。
  ポリープとは、疣状に突出したものを言います。ポリープには、がんにならないポリープとがんになるポリープの二つに分けられます。がんにならないポリープには、大腸の炎症後に生じる炎症性ポリープと粘膜が少し盛り上がった過形成性ポリープなどがあります。
 一方でがんになるポリープとして腺腫性ポリープと呼ばれるものがあります。この腫瘍性ポリープの中には放置すれば大きくなりがんに移行するものがあります。しかし、5mm以下のポリープはほとんど大きくならないと考えられており、切除することの必要性について学会でも議論の対象となっています。ただし、6mm以上のポリープについては、切除したほうが良いと考えられています。
(詳しくは「大腸ポリープとは?」をご覧ください)
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陥凹型の大腸がんとはどういうものですか?
 約10数年前までは、大腸がんの全てがポリープ(腺腫性)が大きくなって
がんに変化すると考えられてきました。しかし、最近ではポリープからがんに変化するものに加えて、大腸の粘膜に陥没したがん(陥凹型がん)が存在し、これが大腸がんに変化しやすく悪いタイプのがんであると考えられてきています。日本の内視鏡医はこの病気を発見する技術・能力が高く、この陥凹型がんを多く発見していますが、海外ではこの認識・能力に乏しいためか、この種のがんがほとんど発見されていません。
  しかし最近では、海外から多くの研修医が見学に訪れるようになりようやく海外でもこのタイプのがんが発見されるようになってきました。
 このようなことからも、早期大腸がんの発見・診断・治療という分野については、日本は世界のトップレベルであるといえます。
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大腸内視鏡検査の前に2Lくらいの下剤を飲むと聞いたのですが、副作用はないのですか?
 大腸内視鏡検査の前には、大腸の中をきれいにして正確に検査・診断を行うために腸管清浄剤(下剤)を飲む必要があります。腸管洗浄剤にはいくつか種類がありますが、腸管では吸収されずに排泄されるので、基本的には副作用はありません。しかしまれに吐き気や嘔吐がみられることがあります
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大腸ポリープを内視鏡で取る時は、痛くないのでしょうか?
ポリープの所を麻酔して取るのでしょうか?
 ポリープはスネアという金属のループに高周波電流を作用させて短時間で切り取ります。切り取る部分は神経の通っていない粘膜および粘膜下層ですので、まず痛みは感じられません。ですから、切り取る部分に麻酔をかける必要もありません
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普通の食事はいつから食べるのですか?
 処置後3日間は流動食、お粥といった消化のよい食事をとっていただくことになります。 (例えばくず湯、豆腐、プリン、うどん、そばなど)
4〜7日目はほぼ普通の食事が可能ですが、コーヒー・お酒・漬物・カレーといった刺激物は避けてください。8日目以降は通常の生活が可能となります。
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仕事はいつから開始できるのですか?
 処置後当日は安静に過ごしてください。2〜7日目までは事務仕事のみ可能となります。この間、重労働は避けてください。体が熱を持ち傷口から出血することがあるためです。 重い荷物をもつ、汗をかくといった行為も避けてください。 8日目以降は通常の生活が可能となります
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大腸がんを予防する生活習慣はありますか?
 がんを防ぐ食生活に関して生活習慣改善の為の勧告が出されています。
 国立がんセンターが出した「がんを防ぐための12ヶ条」や欧米から出された「がん予防15ヶ条」や、この欧米の勧告を日本人に当てはめられるように検討を加えた日本がん疫学研究会が出した指針などがあります。
 大腸がんになりやすくなる生活習慣として多量飲酒、赤身肉の取りすぎは確実に悪影響があると考えられています。喫煙、焦げたもの(焼き肉、焼き魚)、油脂、脂肪、砂糖の取りすぎ、肥満等に関しては悪影響を与える可能性があると言われています。
  逆に、大腸がんを予防する生活習慣として、確実に予防効果があるものは野菜の摂取、運動があげられており、緑黄色野菜、豆、穀物、海藻など、食物繊維を多く含む食品の摂取は予防する可能性があると言われています。 なお、多くの健康食品(アガリスク、鮫の軟骨、等)が市販されていますが、がんを予防したり、がんの進行を抑制したという信頼性のある報告は未だありません。
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自分の兄弟でがんになった人がいるのですが、自分も大腸がんになりやすいのですか?
 現在のところ、アメリカのデータでは自分の1近親の人(親、兄弟、子供)が癌になった人がいると、そうでない人に比べて2-3倍大腸がんになりやすいといわれています。また、われわれのデータでも、1.5倍くらい大腸がんになりやすいという結果になっています。したがって、1近親の人(親、兄弟、子供)が大腸がんになった方には大腸の検査をおすすめします。
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大腸が黒いと以前の検査でいわれたのですが、何か問題があるのでしょうか?
 大腸が黒くなるのは「大腸メラノーシス」と呼ばれるものです。便秘の方で下剤を長期に内服されているような方では、大腸にメラニン様色素が沈着して大腸粘膜が黒くなることがあるといわれています。特に、がんができやすいとか、ポリープができやすいといったことはありません
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以前、帝王切開の手術をしているのですが、おなかの手術をしていると大腸内視鏡検査が困難になると聞きました。本当ですか?
 おなかの手術をしていると、大腸が腹壁や他の腸管と癒着をおこして、大腸内視鏡がその部分を通る際に痛みを強く感じることがあります。検査を行う医師もできるだけ痛みがでないように注意を払いますが、もし検査中痛みが強い際には安定剤を使ったりしますので、その際には看護師、医師にお伝えください
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がん臨床研究 : JPS
Copyright 2003 Japan Polyp Study Group